猫飼い日記|

電話に出ると妻からの第一声がこれでした。

慌てて自宅に帰ると、我が家の庭に、真っ黒な子猫が庭の隅に縮こまっていました。早速保護に向かいました。子猫と言えども流石に野生です。命懸けの逃亡ですから、なかなか捕まえる事は出来ません。

「捕まえられずにこのまま他所に逃げていかないだろうか。」「逃げていったら2回目の保護のチャンスはあるだろうか。」等々、余計なことを考えながら、子猫と鬼ごっこしていると、私との距離を絶妙に空けて子猫が座り込みました。「長期戦か！」と私も一旦腰を下ろしました。すると妻が、エサ鉢を持ってきて私の足元に置きました。そして私に家の中に入る様、促しました。
家の中から子猫の様子を伺っていると、トコトコとエサ鉢まで近寄って、「フガフガ」とエサを食べ始めました。
食べ終わっても「まだ足りない」みたいな顔してる気がしたので、今度はカリカリを罠の様に一個ずつ玄関の中まで並べてみました。すると思いの外スンナリ玄関の中まで餌を一つづつ順番に食べ進みあっさり玄関の中まで入ってきました。私はおもむろに玄関の扉を閉めました。長期戦になると思いきや、なんとあっさり我が家に家族が増えました。

我が家に来た最初のネコ様が黒猫だったので、妻は黒猫に愛着が強かったらしく、今回の黒猫が我が家に来てからは、すこぶるご機嫌がいいです^^;「家内安全」の招き猫でした。

生後一ヶ月くらいの女の子だと思います。半年後には避妊手術に行かないといけませんね。
今はおとなしいですが、半年後もおとなしい子だといいなぁ。